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強度について

1. スギ材の強度
スギが構造材として安心して使えることを、私たちは日本で初めてのスギの実大材曲げ強度試験(農林水産省林業試験場)などを通じ公の機関で明確な数計データとして実証してきました。これらの研究成果については「技術」コーナーをご覧ください。数値など分かりづらい事などは設計事務所や工務店の人にご相談ください。より詳しい資料もとりそろえております。
2. 杉の特徴を知った乾燥ノウハウを持つ
よく乾燥された材ほど強度が増します。しかし私たちはあくまで天然乾燥にこだわります、それはエコロジーの観点から、また、スギ材の持つ本来の色つやを失わないためです。
「季節」「地上からの高さ」「心材用語解説の色」などによって、杉の水分量は異なります。また、伐採の時期によっても含水率の変化の具合は変化します。そのあたりのことや「葉枯らし乾燥用語解説」による乾燥の特徴を試験によって確かめており、様々な状況に応じた乾燥のノウハウを持って材料を供給しています。 (詳しくは技術の「葉枯らし乾燥用語解説」をご覧ください。 )
3. 自分たちの杉の特徴を知った選木と製材を行う
「適材適所」の考え方に基づき、また「適材」の中でのバラツキをできるだけ少なくするために、「木を選ぶこと」と「それをいかにうまく製材するか」ということにこだわり、努力を続けています。例えば、丸太の状態での強度を把握するための科学的な方法を研究し、実際の選木に役立てています。