トップページ > 用語解説

用語解説用語解説

真壁(真壁工法)

柱や梁が現れている真壁工法では、木が空気に触れ呼吸できることで調湿作用という優れた性能を十分に発揮することができます。そして将来、問題がおこったとしても早期に発見し、メンテナンスすることができます。真壁工法に対し大壁工法とはにクロスなどで壁が全面を覆う工法の事。

真壁の家
真壁の家

シックハウス症候群

住宅部材などの接着剤に含まれるホルムアルデヒド等の化学物質などによってもたらされるアトピー性皮膚炎や喘息などアレルギー性の健康被害。現在、厚生省が健康にすむためのガイドラインを策定中。

化学物質過敏症

身の回りの化学物質に対し過剰に反応し健康被害をもたらす症状、化学物質に対するアレルギーなど。

●資料:Wikipediaより

葉枯らし乾燥

葉枯らし乾燥とは、伐採後、枝葉を付けたまま一定期間林内に寝かせ、黄変または赤変して枯れるまで自然乾燥させるものです。全体の水分分布を均一化することでワレ・クルイ・ソリの少ない木材が提供できること、材の色艶を良くすること、軽量化し運搬費のコストダウンをはかることなど、さまざまな利点があります。
(詳しくは技術の葉枯らし乾燥をご覧ください。)

葉枯らし乾燥現場
葉枯らし乾燥現場

桟積み天然乾燥

製材後、桟積みされ、燃料などで強制的に乾燥するのではなくゆっくりと乾燥させる方法。化石燃料などを使用せず環境負荷を軽減でき、全体の水分分布を均一化することでワレ・クルイ・ソリの少ない木材が提供できること、材の色艶を良くすることができます。

桟積み天然乾燥
桟積み天然乾燥

心材・辺材

木材は木の断面の中心部分の心材部と周辺部分の辺材に分けられます。辺材は含水率も高く木の生命活動も活発な部分です、対して心材は木の生命活動の終息した部分と言えます。この耐久性・強度の違う二つの部分を適材適所に使用することが求められます。

心材・辺材

林業白書

毎年発表される林野庁の林業に関する政府見解

木頭林業

徳島県南部の那賀川上流から海南町一帯は木頭林業と呼ばれ、古くからの良質なスギの産地です。以前は木頭産の杉は那賀川の流れを利用し搬出、そして海を経由して近畿圏一帯で利用されていました。今は明石海峡大橋を通り陸上輸送が大半を占めています。