ほどよい光沢 木材は、金属やプラスティックとは異なり、独特の光沢があり、木特有の質感を形成しています。これは、木材表面には細胞構造にもとづく微妙な凹凸があり、それにより光が散乱することが、冷たさを軽減させ、温かいイメージを与えるからなのです。 光の反射は、木材の繊維方向に平行に光を当てたときと、木材の繊維方向に垂直に光を当てたときとでは、異なります。繊維に平行に光を当てたときは、光の多くが正反射するのに対し、繊維に垂直に光が入った場合は細胞壁側で光が散乱し、強い反射を生じません。(図1,2) 目に優しく暖かい色 木材は波長の短い紫から青色の光線を良く吸収し、波長の長い赤から黄色の光を良く反射します。このため橙色を中心とした暖色が基調となって、温かいイメージを与えています。 また木材は、目に有害とされる紫外線の反射が少なく、目に優しい材料といわれています。(図3) 更に木材の木目や模様には適当な揺らぎとコントラストがあります。 1/f のゆらぎと呼ばれる適当な不規則性が、自然で快い印象を与えるのです。(図4) 視覚 聴覚 嗅覚・味覚 触覚 体感
ほどよい光沢